ドンヨーク今月の私の米国株ポートフォリオを公開します。
また、先月の投資成績と今後の投資戦略についてもまとめています。
先月のポートフォリオはこちら


銘柄別保有比率(2026年9月1日時点)


| 銘柄 | 今月の比率[%] | 先月の比率[%] |
|---|---|---|
| TECL | 22.3 | 23.0 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 22.3 | 22.2 |
| NVDA | 17.7 | 17.6 |
| MSFT | 7.6 | 7.5 |
| PLTR | 5.4 | 4.0 |
| MU | 3.7 | 3.7 |
| AVGO | 3.6 | 4.2 |
| TQQQ | 3.4 | 3.4 |
| SMH | 1.7 | 1.9 |
| FNGG | 1.7 | 1.6 |
| GOOGL | 1.7 | 1.8 |
| MSTU | 1.3 | 0.8 |
| AAPL | 1.3 | 1.6 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 1.2 | 1.3 |
| QQQ | 1.0 | 1.1 |
| AMZN | 0.9 | 0.9 |
| SOXL | 0.7 | 0.8 |
| iFreeETF FANG+(316A) | 0.6 | 0.6 |
| ニッセイNASDAQ100インデックス | 0.5 | 0.6 |
| SOFI | 0.5 | 0.5 |
| CRWD | 0.3 | 0.3 |
| GXUSテック・トップ20(2244) | 0.3 | 0.3 |
| TracersS&P500トップ10インデックス | 0.2 | 0.2 |
| 楽天レバレッジNASDAQ-100 | 0.1 | 0.1 |



直近1ヶ月の大まかな売買履歴は以下のとおりです。
- MSTU(買い)
- TECL(売り)
8月中もポートフォリオの中身はほぼ変わりませんでした。
個別の売買としては、季節的に相場が軟調になりやすい9月を前に、リスクヘッジとしてレバレッジ比率を少し落とす判断をしました。
具体的には、TECLを一部利確しています。
その一方で、今後の価格上昇に期待しているMSTUについては、押し目のタイミングを見極めて買い増しを行いました。
現在MSTUの評価額は2倍を超えており、良いタイミングで買い増しができたと思います。(もっと買っておけばよかった…)



多少のリバランスは常に検討の余地がありますが、引き続きメインの銘柄は大きく変えずに行く予定です。
投資対象別構成(個別株・レバレッジ・インデックス)



銘柄種別の比率は以下のとおりです。
| 銘柄種別 | 比率[%] |
|---|---|
| 個別株 | 42.6 |
| レバレッジ(投信・ETF) | 29.5 |
| インデックス(投信・ETF) | 27.9 |
8月の途中、ポートフォリオ内のレバレッジ比率が30%を超える水準まで高まっていたため、TECLを一部利確し、比率が30%を超えない程度までリバランスを実施しました。
とはいえ、依然としてレバレッジ比率は高めの水準を維持しています。
アノマリー的に波乱が起きやすい9月をこのまま迎えるには少し不安が残るため、タイミングを見ながらもう一段レバレッジ比率を落としておきたいと考えています。
先月の成績と振り返り
投資成績



2026年の投資成績は以下のとおりです。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| -3.18% | -6.15% | -6.45% | 34.61% | 23.38% | -8.30% | -6.76% | 12.47% | 34.83% |


「月間リターン」と「年初来リターン」は、以下の式で簡易的に算出しています。
- $月間リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 先月の累計損益}{先月の総資産額} \times 100$
- $年初来リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 前年末の累計損益}{前年末の総資産額} \times 100$
※累計損益 = 累計評価損益 + 累計実現損益 (配当金は含みません)
月途中の入出金・配当金・税金を考慮しない簡易的な計算方法になるため、厳密なリターンとは数%の誤差が生じます。



8月の相場は好調で、6月〜7月に落ち込んだ下げ分の半分以上を取り戻す結果となりました。
年初来リターンは+34.83%に到達。後述するS&P500(+12.28%)やNASDAQ100(+16.66%)などの主要指数を大きく上回るパフォーマンスを見せており、今年の運用成績としてはすでに十分な成果だと感じています。
主要指数と注目銘柄の月間パフォーマンス
主要指数の月間リターンの推移を示します(データはTradingViewより取得)。
| 指数 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S&P500 | 1.37% | -0.87% | -5.09% | 10.42% | 5.15% | -1.06% | -0.13% | 2.62% | 12.28% |
| NASDAQ100 | 1.20% | -2.32% | -4.89% | 15.64% | 10.49% | -0.19% | -6.61% | 4.18% | 16.66% |
| SOX | 12.92% | 1.25% | -6.30% | 38.42% | 22.14% | 11.05% | -20.61% | 1.98% | 62.85% |
| NYFANG+ | -3.01% | -5.74% | -4.16% | 17.04% | 13.45% | -8.06% | 2.05% | 8.56% | 18.52% |
| Russell 2000 | 5.31% | 0.71% | -5.17% | 12.16% | 4.27% | 3.60% | -3.08% | 0.86% | 19.12% |





8月は、3ヶ月ぶりに主要指数がすべてプラスリターンで着地する好調な月となりました。
特に、FANG+は大きな上昇を記録し、あらためて大型テックの力強さと地力を見せつける形となりました。
年初来パフォーマンスに目を向けると、この8月でFANG+がNASDAQ100を上回り逆転を果たしています。
また、注目銘柄の月間リターンを確認します。
| ティッカー | 月間リターン | ティッカー | 月間リターン |
|---|---|---|---|
| FANG+銘柄 | 主要ETF | ||
| META | 2.81% | VOO | 2.66% |
| AAPL | 2.57% | QQQ | 4.18% |
| AMZN | -4.35% | SMH | 2.98% |
| NFLX | 13.02% | レバETF | |
| GOOGL | -4.71% | QLD | 7.85% |
| MSFT | 9.16% | TQQQ | 11.30% |
| NVDA | 9.98% | TECL | 17.22% |
| AVGO | -4.87% | SOXL | -1.68% |
| PLTR | 51.45% | FNGG | 16.46% |
| MU | 16.49% | MSTU | 85.40% |
| その他の注目銘柄 | |||
| TSLA | 18.23% | SOFI | 9.63% |
| AMD | -1.14% | CRWD | 21.03% |
| TSM | 2.74% | APP | -21.18% |
| LLY | 0.69% | BTCUSD | 25.08% |
- 8月は、これまで軟調だった銘柄が反発し、また、PLTRやNVDAなどのAI銘柄が強い決算(株価の反応も良好)を示したのが印象的でした。
- 2026年8月3日に発表されたPLTRの決算は、売上高が前年同期比93%増の19.35億ドルとなり、市場予想を大きく上回る極めて強力な内容でした。
特にAIプラットフォーム「AIP」の爆発的な需要を背景に、米国民間(商用)部門の売上高が149%増と急成長を牽引し、通期の業績見通しも大幅に上方修正されています。
政府依存からの脱却を示す民間需要の圧倒的な加速に加え、高い収益性を伴った持続的なAIマネタイズ能力が市場から高く評価され、株価は急上昇しました。 - さらに、8月26日にはNVDAも好決算を発表し、決算通過後の株価は+7.01%と大幅上昇で反応しました。
ここ最近のNVDAは「どれだけ良い決算を出しても株価が跳ねない(織り込み済みで売られる)」という状況が続いていましたが、今回は久々に素直で力強い上昇を見せてくれました。
決算発表直後に株価がこれほど大きく跳ねたのは2024年5月以来のことであり、個人的にこれは良い流れだと感じています。
決算については、売上高が前年同期比106%増の962.2億ドルと市場予想を大きく上回り、4四半期連続で伸び率が加速する圧巻の内容でした。
主力のデータセンター部門が117%増と成長を後押しし、次四半期の売上見通しも強気となっています。
株価の上昇要因としては、ハイパースケーラー(巨大IT)だけでなく、一般企業や国家による「自国AI(ソブリンAI)」へとAI需要の裾野が急拡大している点が挙げられます。
AIインフラにおける圧倒的な市場支配力と高いマネタイズ能力が再確認された格好です。 - FANG+銘柄においては、PLTR・NVDAの他、MSFT・NFLXも好調でした。
MSFTは、6月に底を打ってから7月の好決算を足がかりに急反発。8月に入ってもその勢いを崩すことなく上昇を続けており、非常に良いトレンドが戻ってきた印象です。
NFLXは、ここ1年は軟調でFANG+の足を引っ張っており、7月の決算内容に対しても株価は好反応を示しませんでしたが、8月に入ると一転して力強い復調を見せました。年初来ではまだ-13.56%とマイナスですが、7月の安値(65〜67ドル近辺)で売りの悪材料は一旦出尽くし、好ましいチャートの形状に戻ってきたようにも感じます。 - FANG+を語るうえで、MUの動きも見逃せません。
7月には大きな調整がありましたが、8月に入るとAI向け高帯域幅メモリ(HBM)に対する爆発的な需要が再確認され、力強い買い戻しが入る展開となりました。
単なる一過性のブームではなく、今後もFANG+のパフォーマンスを底上げする重要ポジションだと感じています。 - 一方、FANG+の中でここ最近の株価が冴えないのがGOOGLです。
月間リターンは4ヶ月連続のマイナス。業績自体は決して悪くない内容ですが、巨額のAI設備投資によるキャッシュフロー圧迫や、検索市場のAI侵食懸念が上値を抑えているようです。
クラウドインフラの競合であるMSFTとの比較をすると、2025年は検索連動の底堅さとクラウド成長で「GOOGL > MSFT」の構図が鮮明でしたが、直近のトレンドではその関係が逆転しており、株価のモメンタムはあきらかにMSFT側に傾いています。
ただし、GOOGLの割安感は出てきているため、底打ちタイミングを見極めたいところです。 - ビットコイン関連では、MSTU(MSTRの2倍レバレッジETF)が大幅上昇。
2026年8月後半、ビットコイン価格が8万ドル台まで回復し、マイクロストラテジー(MSTR)のビットコイン含み益が再びプラスへ転じる急反発局面を迎えました。
その値動きに2倍のレバがかかったMSTUも強烈なボラティリティを発揮し、月後半にかけて株価が一気に跳ね上がる展開となりました。
私の保有するMSTUも現在+111%の評価益が出ており、「もっと勝負して買っておけばよかった」と感じています。 - その他、私の注目銘柄としては、CRWDがかなり好調な動きを見せています。
2024年のシステム障害問題による一時的な下落局面を完全に脱し、セキュリティ需要の根強さを背景に8月の株価は力強く反発・復調しました。
今年3月にFANG+から外れたものの、AI時代のサイバーセキュリティ主導株としての底力を見せつけており、「FANG+除外後も追いかけたい有望銘柄」として依然として目が離せない存在です。



私のポートフォリオでは、最もウェイトの大きいTECL・FANG+が好調だったことに加え、PLTR・NVDA・MSFTといったウェイトの大きい個別株も好調であり、さらにはMSTUのような賭け銘柄も当たったため、8月は好成績で終えることができました。
今後の戦略
9月アノマリー&大統領中間選挙を踏まえた私の方針
歴史的に見ても9月は米国株市場にとってアノマリー的に「1年で最もパフォーマンスが厳しい月」として知られています。
さらに2026年は大統領中間選挙の年です。
過去のアノマリーでは、中間選挙の年の8月〜9月にかけては政権への不透明感や政策リスクから、ボラティリティが激しくなり、一時的な押し目を形成しやすい傾向があります。
また、9月のFOMCに向けたFRBの金利政策判断にも注目が集まります。
まずは、9月4日(金)の米雇用統計の結果によって、ハイテク株やレバレッジ銘柄を中心に株価が短期的に大きく揺さぶられる展開が予想されます。
このようにアノマリーやマクロ環境を見れば「警戒感」が漂う月ですが、私の戦略としては
基本のポートフォリオはそのまま維持。レバレッジ比率のみリスクヘッジする。
です。
中間選挙年の秋口に見られる調整は、多くの場合その後の10月〜年末にかけての力強いラリーに向けた絶好の準備期間となります。
ここで過度にリスクヘッジをして優良なインデックス(NASDAQ・FANG+など)や最近好調な個別株(NVDAやMSFT、PLTRなど)を手放してしまうのは悪手です。
ただし、ボラティリティが激しくなる時期だからこそ、TECLなどのレバレッジ商品の比率過多には注意し、部分的な利益確定でレバレッジ比率を適正範囲へ調整しておこうと考えています。



レバレッジ銘柄は一部利益確定をして現金化しておき、想定通り9月の調整局面が来れば底値での再エントリーを狙います。
ただし、もし調整が浅く終わった場合は、無理にレバレッジ系へ再エントリーするのではなく、狙い目の別銘柄へ資金を振り向ける柔軟性も持たせておきます。
もちろん、2025年のように9月が強気相場で通過するシナリオもゼロではありません。
しかし、確率的にはアノマリー通りの調整局面に入る可能性の方が高いため、ここは逆張りはせず「より確率の高いシナリオ」に焦点を合わせた立ち回りを選択したいと思います。
私の注目銘柄① MSTU
現在、私の保有しているMSTUは、+111%(約2.1倍)という素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていますが、9月に入っても私の注目度は落ちるどころか、むしろ一段と高まっています。
「2倍まで跳ね上がったなら一旦利確すべきでは?」という声も聞こえてきそうですが、私はここで売らずにガチホを継続します。
その理由として、さらなるビットコインの上昇サイクルの本格化によって、この波は少なくとも「4~5倍」までは獲りに行けるポテンシャルを秘めていると考えているからです。



現在は30ドル付近に位置していますが、まずは第1ターゲットの60ドルまでしっかり保有し続ける予定です。
ただ、今後もボラティリティはかなり激しくなることが予想されるため、その途中で押し目をつくる場面があれば、積極的に買い増しも狙っていきます。
これからやってくるビットコインの復活ラリーに大きく乗ることができる、非常に夢のある「宝くじ銘柄」として、引き続き強気でホールドを継続します。
私の注目銘柄② LLY
今後のマクロ環境を考えるうえで、再びやってくるかもしれない「利上げ局面」へのリスクヘッジも想定しておく必要があります。
そんななか、イーライリリー(LLY)は、利上げ局面においても相対的に強い耐性(ディフェンシブ性)を持つ銘柄のひとつだと考えています。
ヘルスケア・製薬セクターは、金利の上昇や景気後退が起きても薬の需要が落ちにくい特性があります。
特に同社の肥満症治療薬「ゼップバウンド」や糖尿病治療薬「マンジャロ」は、生活必需性が高く強烈な需要があるため、金利上昇による消費悪化の影響をほぼ受けないと考えられます。
一般的なディフェンシブ銘柄の弱点とされる「成長率の低さ」についても、LLYには当てはまりません。
過去の実績を見ても、直近5年の年平均成長率(CAGR)は+35.1%、直近10年でも+31.1%と、ハイテク株顔負けの強烈な高成長を継続しています。
実際、多くのハイテク株が急落した2022年の本格的な利上げ局面においても、LLYは年間リターン+32.4%と異次元の底堅さを見せつけました。
さらに、インフレや金利高の局面では「値上げができるか」が極めて重要ですが、圧倒的な製品力を誇るLLYは価格決定力(Pricing Power)が高く、インフレ耐性も優れています。



以上のことから、近々やってくるかもしれない利上げ局面に備えて、この辺りでLLYを買っておこうかなと検討中です。
- 基本のポートフォリオはそのまま維持
- 確率的にはアノマリー通りの調整局面に入る可能性の方が高いため、レバレッジ比率のみリスクヘッジする
- 宝くじ枠のMSTUは引き続きガチホ。2倍になったけどまだまだ利益を狙えるはず
- 「利上げ局面」を想定してLLYの購入を検討中
※本記事は筆者の投資戦略や考え方を紹介するものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。








