ドンヨーク今月の私の米国株ポートフォリオを公開します。
また、先月の投資成績と今後の投資戦略についてもまとめています。
先月のポートフォリオはこちら


銘柄別保有比率(2026年10月1日時点)


| 銘柄 | 今月の比率[%] | 先月の比率[%] |
|---|---|---|
| TECL | 22.6 | 22.3 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 21.8 | 22.3 |
| NVDA | 17.6 | 17.7 |
| MSFT | 7.3 | 7.6 |
| PLTR | 5.2 | 5.4 |
| MU | 3.9 | 3.7 |
| TQQQ | 3.6 | 3.4 |
| AVGO | 3.3 | 3.6 |
| SMH | 1.8 | 1.7 |
| FNGG | 1.6 | 1.7 |
| GOOGL | 1.6 | 1.7 |
| MSTU | 1.6 | 1.3 |
| AAPL | 1.3 | 1.3 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 1.2 | 1.2 |
| QQQ | 1.0 | 1.0 |
| SOXL | 0.9 | 0.7 |
| AMZN | 0.8 | 0.9 |
| iFreeETF FANG+(316A) | 0.6 | 0.6 |
| ニッセイNASDAQ100インデックス | 0.5 | 0.5 |
| SOFI | 0.4 | 0.5 |
| LLY | 0.4 | 0.0 |
| CRWD | 0.3 | 0.3 |
| GXUSテック・トップ20(2244) | 0.3 | 0.3 |
| TracersS&P500トップ10インデックス | 0.2 | 0.2 |
| 楽天レバレッジNASDAQ-100 | 0.1 | 0.1 |



直近1ヶ月の大まかな売買履歴は以下のとおりです。
- LLY(買い)
- TECL(売り)
9月中もポートフォリオの中身はほぼ変わりませんでした。
ただし、レバレッジETFの比率がやや大きくなっていたため、TECLを一部利確しました。
また、利上げ局面でも相対的に強さが期待できると考え、LLYを新たに購入しました。
これらは9月初めに検討していた内容に沿ったもので計画通りです。



TECLを売却した分は、外貨建てMMF(楽天・米ドルMMF)として保有しています。
このキャッシュは、下落時の精神安定剤としての役割としています。
何らかの銘柄で大きめの押し目があれば、この資金を使って購入する予定です。
投資対象別構成(個別株・レバレッジ・インデックス)



銘柄種別の比率は以下のとおりです。
| 銘柄種別 | 比率[%] |
|---|---|
| 個別株 | 42.3 |
| レバレッジ(投信・ETF) | 30.3 |
| インデックス(投信・ETF) | 27.4 |
TECLの一部を利確してレバレッジ比率を下げていましたが、9月はTECLやSOXLが大きく上昇したため、結果としてレバレッジ比率は依然として高めの水準を維持しています。
一方で、先述したように、TECLの利確分はキャッシュ(外貨建てMMF)として保有しています。
そのため、レバレッジ比率は高めですが、下落時に買い増すための余力も確保できていることから、現状はこのレバレッジ比率のまま様子見しようと考えています。
先月の成績と振り返り
投資成績



2026年の投資成績は以下のとおりです。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| -3.18% | -6.15% | -6.45% | 34.61% | 23.38% | -8.30% | -6.76% | 12.47% | 3.51% | 39.39% |


「月間リターン」と「年初来リターン」は、以下の式で簡易的に算出しています。
- $月間リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 先月の累計損益}{先月の総資産額} \times 100$
- $年初来リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 前年末の累計損益}{前年末の総資産額} \times 100$
※累計損益 = 累計評価損益 + 累計実現損益 (配当金は含みません)
月途中の入出金・配当金・税金を考慮しない簡易的な計算方法になるため、厳密なリターンとは数%の誤差が生じます。



警戒していた9月はプラスで終えることができ、6~7月に落ち込んだ分を、8~9月で取り戻すことができました。
年初来リターンは+39.39%と十分満足できる成績ですが、このまま年末にかけてさらなる上昇を期待したいところです。
主要指数と注目銘柄の月間パフォーマンス
主要指数の月間リターンの推移を示します(データはTradingViewより取得)。
| 指数 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S&P500 | 1.37% | -0.87% | -5.09% | 10.42% | 5.15% | -1.06% | -0.13% | 2.62% | -0.45% | 11.77% |
| NASDAQ100 | 1.20% | -2.32% | -4.89% | 15.64% | 10.49% | -0.19% | -6.61% | 4.18% | 3.23% | 20.43% |
| SOX | 12.92% | 1.25% | -6.30% | 38.42% | 22.14% | 11.05% | -20.61% | 1.98% | 9.48% | 78.29% |
| NYFANG+ | -3.01% | -5.74% | -4.16% | 17.04% | 13.45% | -8.06% | 2.05% | 8.56% | 2.04% | 20.94% |
| Russell 2000 | 5.31% | 0.71% | -5.17% | 12.16% | 4.27% | 3.60% | -3.08% | 0.86% | -5.40% | 12.69% |





9月は、S&P500や中小型株(Russell 2000)が軟調に推移する一方、半導体(SOX)やNASDAQ100、FANG+は堅調に推移しました。
年初来のパフォーマンスを見ると、半導体が引き続き断トツで高いリターンとなっており、その次にFANG+とNASDAQ100がほぼ同水準で続いています。
また、注目銘柄の月間リターンを確認します。
| ティッカー | 月間リターン | ティッカー | 月間リターン |
|---|---|---|---|
| FANG+銘柄 | 主要ETF | ||
| META | 26.70% | VOO | -0.57% |
| AAPL | 5.10% | QQQ | 3.21% |
| AMZN | -4.09% | SMH | 9.41% |
| NFLX | -14.15% | レバETF | |
| GOOGL | 1.39% | QLD | 6.00% |
| MSFT | 1.11% | TQQQ | 8.50% |
| NVDA | 3.44% | TECL | 14.44% |
| AVGO | -5.17% | SOXL | 31.09% |
| PLTR | 0.36% | FNGG | 3.43% |
| MU | 11.10% | MSTU | 21.85% |
| その他の注目銘柄 | |||
| TSLA | -3.57% | SOFI | -12.08% |
| AMD | 29.96% | CRWD | 14.61% |
| TSM | 9.84% | APP | 19.74% |
| LLY | 0.03% | BTCUSD | 6.35% |
- 先述のとおり、9月はVOO(S&P500)がマイナスリターンとなった一方、私のポートフォリオで大きなウエイトを占めるTECL・NVDA・MSFT・MU・TQQQなどはしっかり上昇しました。
- 今月の大きな注目イベントであったMUの決算(9月30日発表)は、売上高542億ドル、調整後EPS 33.42ドルとなり、いずれも市場予想を大きく上回る非常に強い結果となりました。
この好決算は、AI向けメモリ需要が一過性のブームにとどまらず、同社の今後の成長を力強く支える「構造的かつ持続的な需要」へシフトしていることを明確に示しています。 - FANG+銘柄では、今年に入ってから軟調な展開が続いていたMETAが急上昇しました。
年初来リターンもマイナス圏から一転し、+10%前後まで回復しています。 - 一方で、8月に力強い反発を見せたNFLXは、9月に入って再び大きく下落しました。
NFLXは下落トレンドからなかなか戻ってこれない状況にあります。 - また、AVGOも6月の大幅調整からまだ回復できていない状況です。
個人的には、現在の水準は買いを検討しやすいタイミングだと感じております。 - ビットコイン関連では、期待通りMSTUが9月も大きく上昇しました。
私のポートフォリオでは、8~9月の2か月間で最も評価益が増えた銘柄となっています。



9月はAI関連銘柄を多く保有している人ほど、資産を増やしやすい1ヶ月だったのではないかと思います。
今後の戦略
2026年10月の米国株は、金利(FRB)、中東情勢、決算シーズン、中間選挙の4つが大きなポイントになりそうです。



これら4点について、私としてはどちらかというと楽観的に考えております。
① 金利(FRB):金融引き締めのピークは近い?
9月の雇用統計では、雇用者数の伸びが2万9000人にとどまり、市場予想を大きく下回りました。
この弱い雇用統計を受け、10月の利上げ観測は大きく後退しています。
雇用の減速が続き、物価も落ち着いてくれば、FRBがさらなる金融引き締めを進める必要性は低下します。
長期金利が徐々に低下する展開になれば、金利に敏感なハイテク株やグロース株にとっては追い風です。
現時点では、金融引き締めがさらに加速するというよりも、「利上げのピークが近づき、いずれ利下げへ向かう」シナリオを期待しています。
② 中東情勢:原油高は永続しない
中東情勢については、和平交渉が停滞するなど不透明感が残っていますが、各国は供給面での対策を進め始めています
10月2日には、G7がIEAを通じて緊急備蓄から原油・石油製品計1億バレルを協調放出する方針を示しました。中東からの原油輸出も徐々に回復しています。
今後、供給面の対策が進み、さらに停戦協議に進展が見られれば、原油価格も徐々に落ち着いてくる可能性があります。
原油価格が安定すれば、インフレ懸念や、それに伴う金利上昇圧力も和らぎます。
先行きが見えないことが現在の大きな重しになっているからこそ、「解決の兆し」が見えるだけでも、相場の景色は大きく変わると考えています。
③ 決算シーズン:AI投資は「回収期」へ
米国企業の業績は引き続き堅調で、AI関連では、これまで積み上げてきた設備投資が実際の売上や利益に結びつく段階に入りつつあります。
大手ハイテク企業の設備投資負担に対する警戒感はありますが、AI需要を示す数字が強ければ、むしろ「AIへの巨額投資はきちんと利益につながっている」という安心材料になるでしょう。
4~6月期の決算では、NVDAやMU、PLTRなどの決算も良好だったため、私としては企業業績については、今のところそれほど心配していません。
7~9月期決算でもAI関連企業の業績やガイダンスが強ければ、半導体やハイテク株の上昇トレンドは続くと考えています。
④ 中間選挙:政権は「株高」を味方につけたいはず
2026年11月には米国の中間選挙があります。
中間選挙を前に、トランプ大統領にとって株価は、有権者に政権の成果を示す分かりやすい指標の一つです。
選挙に向けて政権が支持を得るためには、株価が上昇し、家計の資産が増えている状態はプラスに働くはずです。
そのため、関税の緩和や減税、FRBへの利下げ要求など、株式市場にプラスとなる方向の政策や発言が増える可能性に期待しています。
もちろん、政治に期待しすぎるのは禁物です。
ただ、「政権にとって株価を大きく下げたくない時期」であることは、10月の相場を考えるうえで、一つの追い風として意識しておきたいところです。
10月も現状維持で進めます
以上を頭の片隅に入れながら、今月は現状のポートフォリオを維持します。



金利・中東情勢・決算・中間選挙とイベントが重なる月は、値動きが荒くなりやすい反面、短期的な方向を正確に当てるのは難しくなります。
そのため、目先の材料で売買するのではなく、長期の方針を貫くことを優先します。
また、私はすでにある程度の現金(外貨建てMMF)も確保しています。
そのため、相場が下落した場合も慌てることなく、むしろ安く買い増せるチャンスと前向きに捉えられると思います。
- 基本のポートフォリオはそのまま維持。目先の材料で売買するよりも長期の方針を貫く
- 10月の相場は、金利(FRB)、中東情勢、決算シーズン、中間選挙の4つがポイント
- 雇用の減速で利上げ観測はひとまず後退し、ハイテク株には追い風が吹いている
- 原油は共有面の対策が進んでおり、原油高は永続しないと考える
- AI関連企業の決算・ガイダンスが堅調なら、ハイテク株の上昇トレンドは続くと期待
- 中間選挙を間近に、政権にとっても「株価を下げたくない時期」であることを意識する
- もし大きな下落があれば、確保しているキャッシュを使って買い増す
※本記事は筆者の投資戦略や考え方を紹介するものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。









