【r>g診断】あなたは資本側に回れている?資産成長率をツールで確認しよう

【r>g診断】あなたは資本側に回れている?

「頑張って働いているのに、なぜかお金が増えにくい…」

一方で、投資をしている人の資産はどんどん増えている。

この違いを説明するキーワードとして、近年注目されているのが「r>g」です。

これは経済学者トマ・ピケティが有名にした考え方で、簡単に言えば、

「投資のリターンは、経済成長より大きくなりやすい」

というもの。

つまり、この世界は、労働収入よりも、“資本側”に回った人の方が資産を増やしやすいということです。

この記事では、r>gをわかりやすく解説するとともに、あなた自身が今「r>g」を達成できているのかを簡易的に判定できる「r>g診断ツール」を用意しました。

この記事でわかること
  • 今のあなたは資本側・労働側どちらにいるのか(r>g診断)
  • 「r>g」とは何か
  • 投資している人ほど豊かになりやすい理由
  • 筆者がr>gを実感し始めたとき(経験談)
  • r>gを達成するにはどうすればよいか
ドンヨーク

まずは、あなたが現在どちら側にいるのかチェックしてみましょう。

目次

r>g診断ツール|あなたは資本側?労働側?

ドンヨーク

早速、あなたが今「r>g」を達成しているかを確認してみましょう。

r>gとは「資産の伸び(r)が収入の伸び(g)を上回る状態」のことです。
以下の診断ツールでは、あなたの r と g を数値で比較できます。

入力する情報
  • 昨年末の投資資産額
  • 今年末の投資資産額(推定)
  • 昨年の年収
  • 今年の年収(推定)

※ 投資資産額には株式・投信・ETFなど運用中の資産を含めてください。


r > g 診断
あなたは資本側?労働側?
r あなたの投資資産額の増加率
万円
万円
gあなたの年収の増加率
万円
万円
あなたの r
あなたの g

ピケティが提唱した「r>g」とは?

ドンヨーク

ここからは、「r>g」の意味について詳しく見ていきます。

r = 資本収益率(投資リターン)
g = 経済成長率(GDP成長率・賃金上昇率など)

つまりr>gは、投資によって得られるリターンの方が、社会全体の経済成長より大きくなりやすいという意味です。

これを自分事で言い換えると

ある一定の地点に到達すると、投資によって得られるリターンの方が、給与所得より大きくなる

ということになります。


r>g考え方を世界的に有名にしたのが、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏です。

著書『21世紀の資本』では、

  • 資産を持つ人はさらに豊かになりやすい
  • 労働収入だけでは格差が広がりやすい

という現象が語られました。

株式や不動産などの資産価格は長期的に上昇しやすく、一方で賃金の伸びは比較的ゆるやかです。
この差が、「資本側」と「労働側」の差を生みやすくしています。

実際の数値で見てみましょう。

  • S&P500の長期平均リターン(r)は、1957年以来の実績で年率約10%とされています(配当込み、名目ベース)。
  • 日本の実質経済成長率(g)は、バブル崩壊後の1990年代以降はおおむね0〜2%程度で推移しています。
ドンヨーク

この数値を見るだけでも、長期的にr>gの状態が続いてきたことがわかります。

なぜ投資している人ほど豊かになりやすいのか

ではなぜ、投資によって得られるリターンの方が大きくなりやすいのでしょうか。

ドンヨーク

ポイントは、「労働収入と資産収入では、“増え方の構造”そのものが違うという点にあります。

① 労働収入は「線形」で増える

会社員の場合、収入は基本的に「働いた時間」に依存します。

もちろん昇進や転職、副業などによって収入を増やすことはできます。

しかし、多くの場合、その伸び率は比較的ゆるやかです。

つまり労働収入は、

「自分が働いた分だけ増える」

という“線形(一次関数的)”な成長になりやすいのです。


さらに、人間には

  • 1日24時間しかない
  • 体力に限界がある
  • 定年がある

という制約もあります。

そのため、労働だけで資産を爆発的に増やすには限界があります。

②資産収入は「指数関数的」に増える

一方、投資資産は「自分が働いていない時間」にも増える可能性があります。

労働収入では、自分自身が働かなければ収入は増えません。

しかし資産収入では、

  • 株式会社の社員
  • 世界中の消費者
  • 経済成長
  • テクノロジー進化

などが、自分の代わりに働いてくれます。

そして、その利益の一部が株主リターンとして自分に返ってくる構造になっています。


また、ここで重要なのが「利益がさらに利益を生む」という複利の構造です。

複利が働くと、長期になるほど資産の増加スピードが加速します。

資産収入は、自分の代わりに働いてくれるだけでなく、「増えた資産が、さらに新しい資産を生む」という“指数関数的”な成長をしやすいのです。

あるタイミングから「労働収入 < 資産収入」となる

最初のうちは労働収入の方が圧倒的に大きいです。

しかしながら、資産を長期的に運用していると、あるタイミングで

「自分が働いて増えるお金」よりも、「資産が勝手に増えるお金」の方が大きくなる

という転換点が訪れます。

例えば、

  • 昇給で年収が20万円増える
  • しかし資産は1年間で50万円増える

という状態です。

ドンヨーク

この段階に入ると、資産形成の主役は「労働」ではなく「資本」に変わり始めます。

つまり、

“自分の時間を切り売りして増やす世界”から、“資産がお金を生む世界”へ移行する

のです。

そして、この構造こそが、r>gの本質です。

投資をしている人ほど豊かになりやすいのは、「お金が、自分の代わりに働き続ける仕組み」を持っているからなのです。

私がr>gを実感し始めたとき

ドンヨーク

正直、私は最初から「r>g」を深く理解していたわけではありません。

投資を始めた頃は、「少しでも資産が増えれば嬉しい」くらいの感覚でした。

ですが、ある時から、

「労働収入と資産収入は、まったく別の世界なんだ」

と実感するようになります。

ドンヨーク

そのきっかけは、“1日で月収分の金額が動いた”経験でした。

もちろん、上がる日もあれば、下がる日もあります。

ですが、自分の資産額が数十万円単位で変動しているのを見たとき、

「労働だけでは到達できないスピードで資産が増える可能性がある」

という「r>g」を初めてリアルに感じました。


そしてこの経験は、私の人生観にも大きな影響を与えました。

  • 戦略次第ではFIREも現実的なのかもしれない
  • 会社員でなくても暮らしていけるかもしれない

そんな考えを持つようになったのです。

ドンヨーク

その後は、実際に資産シミュレーションをしたり、保有銘柄の年率成長率(CAGR)を調べたりと、資産運用との向き合い方も大きく変わりました。

単に「株価が上がると嬉しい」という感覚ではなく、

  • どのくらいのペースで資産が増えているのか
  • 将来的にどんな資産曲線を描くのか
  • どれくらい投資に回せると目標に届くか

を、より長期視点で考えるようになったのです。

ドンヨーク

今振り返ると、“資産が月収以上に動き始めた瞬間”が、私にとってr>gを実感した転換点だったのだと思います。

ドンヨーク

r>gの感覚を知った私は、将来の資産増加をイメージするために投資シミュレーションツールを作りました。

ツールは以下の記事で紹介しておりますので、ぜひ活用してみてください。

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まとめ:r>gを達成するには、“資本側”に回ること

この世界は「労働だけ」よりも、「資本を持っている人」が有利になりやすい構造になっています。

もちろん、最初から大きな資産を持っている必要はありません。

重要なのは、少額でも“資本側”に回り始めることです。

  • 給与の一部を毎月積立する
  • ボーナス分は投資に回す
  • 徐々に入金力を上げていく

など、こうした行動を積み重ねることで、少しずつ「お金が自分の代わりに働く状態」に近づいていきます。

最初は小さな変化に見えるかもしれませんが、複利は長期になるほど威力を増します。

そしてある時、

「自分が働いて増やすお金」よりも、「資産が勝手に増えるお金」の方が大きくなる

そんな転換点が訪れる可能性があります。


もちろん投資にはリスクがあります。

暴落もありますし、将来のリターンが保証されているわけではありません。

ですが、それでも私は、「長期的には、“資本側”に回ることが重要」だと考えています。

まずは少額でも投資を始め、「お金にも働いてもらう」感覚を持つことが大切です。

ドンヨーク

ぜひ、この記事の「r>g診断ツール」を使いながら、あなた自身の資産成長率・将来の目標についてじっくり考えてみてください。

ドンヨーク

なお、少額からでも投資を始めた方がいい理由については以下の記事で詳しく述べています。

複利が効くこと以外のメリットも紹介しておりますので、ぜひ読んでみてください。

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※本記事の内容は、特定の投資商品の購入を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。

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