エヌビディア(NVDA)は何回暴落したのか?上場来のドローダウンを徹底分析

エヌビディア(NVDA)は何回暴落したのか?上場来のドローダウンを徹底分析

エヌビディア(NVDA)は、ここ数年で最もリターンを叩き出した銘柄の一つです。

AIブームの中心に立ち、株価は爆発的に上昇。
「とりあえずNVDA持っておけばOK」と言われるほどの存在になりました。

しかし、この銘柄を語る上で絶対に外せない事実があります。

それは、

過去に何度も“致命的な暴落”を経験している

ということです。

にもかかわらず、長期では圧倒的なリターンを叩き出している。

ここに、この銘柄の本質があります。

本記事では、そんなNVDAのドローダウンを

・深さ(最大下落率)
・長さ(下落日数、回復日数)
・頻度(年ごとのレンジ別集計)

といった切り口で徹底的に分析します。

ドンヨーク

NVDAに長期投資するために、ドローダウンの「深さ」「長さ」「頻度」を正しく理解しましょう。

目次

データソースとドローダウン解析方法

今回の分析では、GoogleスプレッドシートのGoogleFinance関数を使用し、NVDAの上場来データ(1999年1月22日〜)を取得しています。

スプレッドシート上では、以下のように記述することで、日次の終値データを取得します。

=GOOGLEFINANCE("NVDA","close",DATE(1999,1,22),TODAY())


ドローダウンとは、「直近の高値からどれだけ下落したか」を示す指標です。

本記事では、ドローダウンを以下の式で算出します。

$ドローダウン(\text{\%}) = \frac{底値 − 直前の最高値​}{直前の最高値} \times 100$

なお今回は、最大下落率が-5%以上のドローダウンを対象にデータを抽出しています。


さらに、ドローダウンの“深さ”だけでなく“長さ”も把握するため、以下のように期間を定義しています。

  • 開始日:過去最高値を付けた日(下落の開始)
  • 終了日:底値を付けた日(下落の終了)
  • 下落期間:過去最高値から底値に到達するまでの期間
  • 回復期間:底値から再び最高値を更新するまでの期間
  • トータル期間:下落期間+回復期間
ドンヨーク

私が特に意識しているのは回復期間です。

というのも、投資家が最も苦しむのは「下げ」そのものではなく、「戻らない期間」だからです。

NVDAのドローダウン一覧

計算結果より、最大下落率が-5%以上のドローダウン一覧を示します。

なお、-30%を超える大幅下落については視認しやすいように色付けしています。

スクロールできます
開始日終了日高値底値ドローダウン下落期間(日)回復期間
(日)
トータル期間
(日)
1999/03/101999/04/260.050.03-40.0%47115162
1999/09/101999/09/210.060.04-33.3%115263
1999/11/221999/11/300.090.07-22.2%82331
2000/01/032000/01/120.10.08-20.0%93342
2000/02/242000/03/020.140.12-14.3%7512
2000/03/132000/04/140.310.14-54.8%326698
2000/06/212000/12/210.360.12-66.7%183131314
2001/05/072001/05/100.390.33-15.4%32831
2001/06/072001/10/020.410.2-51.2%11735152
2001/11/122001/11/210.460.41-10.9%91322
2001/12/172001/12/200.570.52-8.8%3710
2002/01/032002/10/070.60.06-90.0%27714991776
2006/12/192007/03/160.650.47-27.7%8791178
2007/06/222007/06/260.730.68-6.8%41317
2007/07/172007/08/030.780.71-9.0%171835
2007/08/272007/08/280.820.77-6.1%134
2007/09/062007/09/170.880.8-9.1%11819
2007/10/082007/10/110.940.88-6.4%369
2007/10/182008/11/200.990.15-84.8%39927313130
2016/06/232016/06/271.211.13-6.6%41014
2016/09/062016/09/091.581.49-5.7%31013
2016/10/262016/11/041.81.69-6.1%9716
2016/11/112016/11/142.22.09-5.0%325
2016/11/282016/12/012.352.19-6.8%369
2016/12/072016/12/122.382.24-5.9%527
2016/12/272017/01/172.932.53-13.7%212142
2017/02/072017/04/132.982.39-19.8%652792
2017/05/162017/05/173.423.19-6.7%156
2017/06/082017/07/0343.48-13.0%25934
2017/08/072017/08/114.313.9-9.5%43539
2017/09/182017/09/254.694.28-8.7%71522
2017/11/242017/12/135.424.65-14.2%192645
2018/01/292018/02/056.175.34-13.5%71522
2018/02/202018/03/016.235.81-6.7%91120
2018/03/162018/04/066.265.36-14.4%213354
2018/05/102018/05/226.56.07-6.6%121325
2018/06/142018/06/276.675.89-11.7%135871
2018/09/042018/09/217.096.59-7.1%171027
2018/10/012018/12/247.233.18-56.0%83417501
2020/02/192020/03/167.874.91-37.6%265682
2020/05/222020/05/289.038.49-6.0%61218
2020/06/102020/06/119.378.8-6.1%11112
2020/09/022020/09/0814.3511.91-17.0%65965
2020/11/062021/01/0614.5612.61-13.4%613596
2021/02/162021/03/0815.3311.59-24.4%203656
2021/04/152021/05/1316.1413.67-15.3%281543
2021/07/062021/07/1620.718.16-12.3%103545
2021/09/032021/10/0422.8419.73-13.6%312152
2021/11/292022/10/1433.3811.23-66.4%319223542
2023/05/302023/06/0740.1137.48-6.6%8614
2023/06/202023/06/2643.8140.63-7.3%61622
2023/07/182023/08/1147.4940.85-14.0%241842
2023/08/312023/10/2649.3640.33-18.3%561975
2023/11/202023/12/0650.4145.5-9.7%163349
2024/02/142024/02/2173.967.47-8.7%718
2024/03/072024/03/1192.6785.77-7.4%41115
2024/03/252024/04/199576.2-19.8%253257
2024/06/182024/08/07135.5898.91-27.0%5068118
2024/10/212024/10/31143.71132.76-7.6%10616
2024/11/072024/12/18148.88128.91-13.4%411960
2025/01/062025/04/04149.4394.31-36.9%8882170
2025/08/122025/09/05183.16167.02-8.8%241741
2025/10/092025/10/15192.57179.83-6.6%61319
2025/10/292026/03/30207.04165.17-20.2%152未回復未回復
NVDA上場来のドローダウン一覧(最大下落率-5%以上のみ)
ドンヨーク

今回の集計では、-5%以上のドローダウンは64回ありました。

まずここで押さえておきたいのは、NVDAは“頻繁に下がる銘柄”であるという事実です。

-10%前後の下落は日常的に発生し、-20%クラスも珍しくありません。

さらに、数年に一度、-50%を超える“致命的な暴落”が来るというのが、この銘柄の特徴です。

この64個のドローダウンデータをもとに、次章からは

  • どの下落がどれほど深刻だったのか
  • どれくらいの期間耐える必要があるのか
  • 相場ごとの特徴は何か

といった点を、さらに深掘りしていきます。

ドローダウンの「深さ」を分析|最大ドローダウンランキング

ドンヨーク

まずは、「最大ドローダウン(最大下落率)」のワースト10を見ていきましょう。

No日付(高値→底値)ドローダウン下落期間
(日)
回復期間
(日)
12002/01/03
~ 2002/10/07
-90.0%2771499
22007/10/18
~ 2008/11/20
-84.8%3992731
32000/06/21
~ 2000/12/21
-66.7%183131
42021/11/29
~ 2022/10/14
-66.4%319223
52018/10/01
~ 2018/12/24
-56.0%83417
62000/03/13
~ 2000/04/14
-54.8%3266
72001/06/07
~ 2001/10/02
-51.2%11735
81999/03/10
~ 1999/04/26
-40.0%47115
92020/02/19
~ 2020/03/16
-37.6%2656
102025/01/06
~ 2025/04/04
-36.9%8882
NVDA最大下落率ワースト10
ドンヨーク

上場来の最大ドローダウン-90%でした。

さらに注目すべきはここです。

NVDAは過去7回、株価が“半分以下”になっている。

これはつまり、長期投資していても、何度も資産が半減する局面を経験するということです。

そして、もう一つ重要なポイントがあります。

ワースト1とワースト2を見てください。

  • 2002年:回復まで1,499日(約4年1ヶ月)
  • 2008年:回復まで2,731日(約7年5ヶ月)

下げが深いほど、回復には圧倒的に時間がかかるという傾向がはっきり出ています。

特に2008年のケースは極端で、“7年以上含み損のまま耐える”という状況になります(その間の追加投資がない場合)。

ドンヨーク

ここまでくると、もはや分析の話ではなく、「握り続けられるかどうか」の勝負です。

NVDAでリターンを取るためには、この現実を前提として受け入れる必要があります。

ドローダウンの「長さ」を分析|ドローダウン期間を分解

ドンヨーク

では次に、ドローダウンの“長さ”に注目して分析していきます。

①ドローダウン期間のレンジ別集計

以下は、64件のドローダウンについて、下落期間・回復期間・トータル期間をレンジ別に集計したものです。

条件下落期間回復期間トータル期間
1年以上134
6ヶ月~1年311
3ヶ月~6ヶ月238
1ヶ月~3ヶ月111623
1ヶ月未満474027
NVDAドローダウン期間のレンジ別集計
ドンヨーク

ここで注目すべきは回復期間です。

64回中40回(62.5%)は、底値から1ヶ月以内に最高値を更新しています。

つまり、通常は「短期で戻る下げ」が大半を占めます。

一方で、見逃せないのが長期化するケースです。

64回中3回(約4%)は、回復までに1年以上を要しています。

確率としては低いですが、いざ発生するとインパクトは極めて大きいです。

この「回復に1年以上かかった」局面は、2002年、2008年、2018年の3つです。

ドンヨーク

いずれも共通しているのは、単なる調整ではなく、相場の前提そのものが揺らいだタイミングだという点です。

もう少し具体的に言えば、「今まで正しいとされていた評価軸が否定された局面」です。

2002年(ITバブル崩壊):ハイテク株は永遠に成長するという前提が崩壊

2008年(金融危機): 金融システムそのものへの信頼が揺らぐ

2018年(ハイテク株調整): 金利上昇により、グロース株の評価軸が見直される

このような局面では、企業の成長性ではなく、“市場全体の評価ロジック”が変わってしまうため、回復に時間がかかります。

ドンヨーク

この点を理解しておくと、「これはすぐ戻る下げなのか、それとも長期戦なのか」の判断精度が大きく上がります。

②「下落率」 ×「 下落日数・回復日数」の相関

次に、ドローダウンの”深さ”と”長さ”の関係を、散布図を使って直感的に見ていきます。

「下落率 × 下落日数」の関係

まずは「どれくらいのスピードで下がるのか」です。

【NVDA】ドローダウンと下落日数の関係
【NVDA】ドローダウンと下落日数の関係

R²(決定係数)は「どれくらいデータがトレンドラインに沿っているか」を示す指標です。
今回のR²=0.772は、データの変動の約77%をモデルが説明できている(強い相関がある)ことを意味しています。

なお、本分析のトレンドラインには指数関数を採用しています。
(下落率が大きくなるほど、日数が加速度的に伸びる傾向があるため)

グラフを見ると、下落率が大きいほど、下落期間は長期化しやすいという傾向がはっきり確認できます。

  • -20%程度まで → 数週間〜1ヶ月程度で底打ち
  • -40%付近 → 1〜3ヶ月規模に拡大
  • -40%超 → 数ヶ月〜1年スケール

また、下落率が大きくなるほど日数のばらつきも大きくなっています。

「下落率 × 回復日数」の関係

次に、「どれくらいで戻るのか」を見ていきます。

【NVDA】ドローダウンと回復日数の関係
【NVDA】ドローダウンと回復日数の関係

こちらも同様に、下落率が大きいほど、回復期間は長くなる傾向が確認できます。

ただし、回復日数においては、-50%を超えたあたりから点の”ばらつき”が急激に広がるのが分かります。

大まかにまとめると、以下のとおりです。

  • -50%未満 → 数日〜100日程度で回復
  • -50%以上 → 数ヶ月〜数年までバラバラ
ドンヨーク

つまり、-50%を超えると、回復期間が読めなくなるということです。

この理由は先述のとおり、-50%を超える下げは、相場の前提が崩れている可能性が高いからです。

ただし、-50%以上でも短期間で回復するケースは存在するという事実も散布図からわかります。

したがって、「下落率が大きい=回復が遅い」ではなく、「下落率が大きい=回復が不確実になる」と考えるのがよいでしょう。

ドローダウンの「頻度」を分析|年別ドローダウン回数

ドンヨーク

次はドローダウンの“頻度”に注目し、年別のドローダウン発生回数を見ていきます。

以下の表は、年ごとのドローダウン回数をレンジ別に集計したものです。

あわせて、その年の「最高値更新回数」と「年間リターン」も並べています。

スクロールできます
-5%

-10%
-10%

-20%
-20%

-30%
-30%

-40%
-40%

-50%
-50%

-60%
-60%

-70%
-70%

-80%
-80%
最高値
更新回数
年間
リターン
19990012000005+123.5%
200002000110010+39.6%
200112000100012+308.4%
20020000000011-82.8%
20030000000000+101.6%
20040000000000+1.6%
20050000000000+55.2%
20060000000005+102.5%
200750100000016+37.9%
20080000000010-76.3%
20090000000000+131.5%
20100000000000-17.6%
20110000000000-10.0%
20120000000000-11.5%
20130000000000+30.7%
20140000000000+25.2%
20150000000000+64.4%
201660000000053+223.9%
201734000000035+81.3%
201833000100023-31.0%
20190000000000+76.3%
202021010000034+121.9%
202104100000040+125.3%
20220000001000-50.3%
202332000000015+238.9%
202432100000047+171.2%
202520010000028+38.9%
年ごとのドローダウン回数

このデータから見えてくるポイントを述べます。

①まず、上場直後(1999年~2001年)は参考程度に扱う

ドンヨーク

まず前提として、1999年〜2001年のデータについては、そのまま現在と比較するには注意が必要です。

この理由として、当時のNVDAは“今とは別の銘柄”だからです。

当時のエヌビディアは、現在のような巨大企業ではなく、スタートアップに近い成長株でした。

そのため、流動性の低さ・期待先行の価格形成・需給主導の値動きといった要因から、極端なボラティリティが発生しています。

さらに重要なのが、当時の市場環境です。

1999年〜2000年は、いわゆるITバブル期にあたります。
この時期は、ファンダメンタルズよりも期待が優先される相場であり、現在の基準で見ると、バリュエーションや市場心理はかなり特殊です。

近年のAIブームと比較されることもありますが、当時ほど“無秩序な過熱”ではないというのが実態です。

以上を踏まえると、1999年〜2001年のデータは「参考にはなるが、そのまま一般化すべきではない」と考えるのが妥当です。

ドンヨーク

特に、「現在のNVDAへの投資判断」「今後のドローダウン想定」といった文脈では、ある程度切り分けて考える必要があります。

②ドローダウン回数がゼロの意味

表を見ると、ドローダウン回数がゼロの年が複数あります。

2003〜2006年、2009〜2015年、2019年などがそれにあたります。

一見すると、「下げがなかった=安定していた年」のように見えますが、これは誤解です。

これらの年は、年間を通して最高値を更新できなかったことを意味します。

ドローダウンは「最高値→ 底値 → 最高値更新」までが1セットとなります。
よって、大きな下落内に含まれる小さな下落はドローダウンにカウントされません。

実際の中身を見ると、

  • 2003〜2006年:2002年の大暴落からの回復途上
  • 2009〜2015年:2008年の金融危機からの回復途上
  • 2019年:2018年の急落からの回復途上

といったように、いずれも長期低迷の中にある期間です。

ドンヨーク

「ドローダウン回数がゼロ=平和な年」ではないことに注意が必要です。

③上昇相場でも-5%~20%級の下落が頻繁にある

ドンヨーク

次に重要なのが、上昇相場におけるドローダウンの多さです。

年別データを見ると、強い上昇相場の年ほど、-5%〜-20%程度の下落が何度も発生していることがわかります。

代表的な年を挙げると以下の通りです。

-5%〜-10%-10%〜-20%年間リターン
2016年6回0回+223.9%
2017年3回4回+81.3%
2021年0回4回+125.3%
2024年3回2回+171.2%
NVDAの代表的な上昇相場における-5%〜-20%程度のドローダウン回数

これらの年に共通しているのは、下落を繰り返しながらも最高値を何度も更新し続けたという点です。

つまり、-10%や-20%の下落は「上昇トレンドの終わり」ではなく、「上昇トレンドの途中にある一時的な揺り戻し」に過ぎなかったと言えます。

なぜ上昇相場でも頻繁に下がるのか?

ドンヨーク

これはなぜかというと、株価が上がり続ける過程で定期的な過熱感の解消が起きるからです。

具体的には、

  • 短期的に買われすぎた反動での利益確定売り
  • 決算・製品発表などのイベント通過後の「材料出尽くし」
  • 市場全体の調整に引きずられる一時的な下落

といった理由で、トレンドとは無関係に株価が下がる場面が生じます。
これは異常ではなく、高成長株に内在する正常な動きです。

NVDAのような高成長株は、

  • 期待の織り込み → 上昇
  • 過熱 → 利益確定 → 下落
  • 再評価 → 上昇

というサイクルを繰り返しながら上がっていきます。

ここで重要なのは、-20%前後の下落は“異常”ではなく“通常運転”だという認識です。

ドンヨーク

このレベルの下げでポジションを動かしてしまうと、上昇トレンドの大部分を取り逃がす可能性が高くなります。

実際、多くの投資家は

①上昇中にエントリー
②-10%で不安になる
③-20%で手放す
④その後、株価は最高値更新

というパターンに陥ります。

NVDAという最強株を持っているのに勝てない典型例です。

ドンヨーク

「下落=危険信号」という思い込みを捨て、小〜中規模の下落に過剰反応しないことが大切です。

④弱気相場=ドローダウン回数は少ないが一撃が重い

2002年、2008年、2022年といった弱気相場では、ドドローダウンの回数自体は1回にとどまっています。

しかし、その1回の下げが致命的な水準に達しています。

これらの年に共通しているのは、

小さな下落の積み重ねでマイナスになったのではなく、たった1回の大暴落が年全体を支配している

という構造です。

つまり、

  • 上昇相場 → 小さなドローダウンが何度も発生
  • 弱気相場 → ドローダウンは少ないが“一撃が深い”

という、性質のまったく異なる動きになっています。


以上より、年別のドローダウン回数を分析すると、以下の3点が見えてきます。

  • 静かな年=安全ではない(長期低迷の中に埋もれている可能性)
  • 暴落年=1回の大きな下落が年全体を決定づける
  • 好調な年ほど、小〜中規模のドローダウンが頻発する

まとめ|NVDAのドローダウンとどう向き合うべきか

ドンヨーク

ここまで、NVDAの上場来データをもとに、ドローダウンを「深さ・長さ・頻度」の3つの観点から分析してきました。

改めて、主要なポイントを整理します。

観点わかったこと
深さ上場来で-50%超の暴落を7回経験。最大は-90%
長さ6割以上は1ヶ月以内に回復。ただし-50%超は回復期間が不確実
頻度上昇相場でも-10%〜-20%の下落は日常的に発生
ドンヨーク

では、このデータを踏まえて、現在私はどう動いているかを最後に述べます。

結論から言えば、基本的には売りません。

まず、-20%~-30%程度の下落では、ポジションを動かすことはほとんどありません。
それがこの銘柄の"通常運転"だと理解しているからです。

ドンヨーク

私が警戒するのは、以下のような「相場の前提が変わる」局面です。

  • 金利環境の大幅な変化
  • AIへの市場評価が根本から見直される
  • NVDAのビジネスモデルそのものへの疑義

これらに該当しない限り、下落は「買い増しを検討するタイミング」として捉えるようにしています。


ただし、これはあくまで私の投資スタイルであり、万人に最適とは限りません。

各人のリスク許容度・投資期間・資産規模によって最適解は変わります。
大切なのは、「なぜ自分はこの銘柄を持つのか」という軸を持つことです。

ドンヨーク

私がNVDAを持ち続ける理由はシンプルです。

AIというテーマの中心に居続けている企業だから」

ただそれだけです。

NVDAを持ち続けるために必要なのは、分析より信念


今回はドローダウンという切り口から、NVDAの暴落の歴史を徹底的に分析してきました。

しかし、暴落を「知っている」と「耐えられる」は別物です。

ドンヨーク

この記事を読んだことで、次の暴落が来たときに、冷静でいられる投資家さんが少しでも増えれば、それが一番うれしいです。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。また記事内の内容は過去データに基づく独自分析であり、将来のリターンを保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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