ドンヨーク今月の私の米国株ポートフォリオを公開します。
また、先月の投資成績と今後の投資戦略についてもまとめています。
先月のポートフォリオはこちら


銘柄別保有比率(2026年11月1日時点)


| 銘柄 | 今月の比率[%] | 先月の比率[%] |
|---|---|---|
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 23.1 | 21.8 |
| TECL | 19.2 | 22.6 |
| NVDA | 17.8 | 17.6 |
| MSFT | 8.4 | 7.3 |
| PLTR | 5.7 | 5.2 |
| MU | 4.3 | 3.9 |
| AVGO | 3.4 | 3.3 |
| TQQQ | 3.2 | 3.6 |
| SMH | 1.8 | 1.8 |
| AAPL | 1.7 | 1.3 |
| FNGG | 1.5 | 1.6 |
| GOOGL | 1.5 | 1.6 |
| MSTU | 1.4 | 1.6 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 1.3 | 1.2 |
| QQQ | 1.0 | 1.0 |
| AMZN | 0.9 | 0.8 |
| iFreeETF FANG+(316A) | 0.6 | 0.6 |
| ニッセイNASDAQ100インデックス | 0.6 | 0.5 |
| LLY | 0.5 | 0.4 |
| SOXL | 0.5 | 0.9 |
| SOFI | 0.5 | 0.4 |
| CRWD | 0.4 | 0.3 |
| GXUSテック・トップ20(2244) | 0.3 | 0.3 |
| TracersS&P500トップ10インデックス | 0.3 | 0.2 |
| 楽天レバレッジNASDAQ-100 | 0.1 | 0.1 |



直近1ヶ月の大まかな売買履歴は以下のとおりです。
- MU(買い)
- MSTU(買い)
全体的に下げ相場だったため、MUとMSTUのみ少し買い増しました。
MSTUにまだまだ強気な理由はこちらの記事でも述べています。


投資対象別構成(個別株・レバレッジ・インデックス)



銘柄種別の比率は以下のとおりです。
| 銘柄種別 | 比率[%] |
|---|---|
| 個別株 | 45.1 |
| レバレッジ(投信・ETF) | 25.9 |
| インデックス(投信・ETF) | 29.0 |
10月は終盤に大きな下落があったため、保有しているレバレッジ銘柄の評価額がかなり下がりました。
その結果、この1ヶ月間でレバレッジ比率は30.3%から25.9%になりました。
先月の成績と振り返り
投資成績



2026年の投資成績は以下のとおりです。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| -3.18% | -6.15% | -6.45% | 34.61% | 23.38% | -8.30% | -6.76% | 12.47% | 3.51% | -11.21% | 24.35% |


「月間リターン」と「年初来リターン」は、以下の式で簡易的に算出しています。
- $月間リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 先月の累計損益}{先月の総資産額} \times 100$
- $年初来リターン(\text{\%})= \frac{今月の累計損益 - 前年末の累計損益}{前年末の総資産額} \times 100$
※累計損益 = 累計評価損益 + 累計実現損益 (配当金は含みません)
月途中の入出金・配当金・税金を考慮しない簡易的な計算方法になるため、厳密なリターンとは数%の誤差が生じます。



10月はボラティリティが激しく、月前半には評価額が過去最高となりましたが、月後半から大きな下落が連発し、みるみるうちに資産が減っていきました。
結果的に月間下落率は、-11.21%と今年に入ってから最も大きなものとなりました。
8~9月にかけての反発上昇をほぼ帳消しにする結果となりましたが、年初来リターンは+24.35%と、まだ十分なプラス圏を維持しています。
主要指数と注目銘柄の月間パフォーマンス
主要指数の月間リターンの推移を示します(データはTradingViewより取得)。
| 指数 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 年初来 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S&P500 | 1.37% | -0.87% | -5.09% | 10.42% | 5.15% | -1.06% | -0.13% | 2.62% | -0.45% | -0.93% | 10.73% |
| NASDAQ100 | 1.20% | -2.32% | -4.89% | 15.64% | 10.49% | -0.19% | -6.61% | 4.18% | 3.23% | -6.65% | 12.42% |
| SOX | 12.92% | 1.25% | -6.30% | 38.42% | 22.14% | 11.05% | -20.61% | 1.98% | 9.48% | -15.36% | 50.91% |
| NYFANG+ | -3.01% | -5.74% | -4.16% | 17.04% | 13.45% | -8.06% | 2.05% | 8.56% | 2.04% | -7.98% | 11.29% |
| Russell 2000 | 5.31% | 0.71% | -5.17% | 12.16% | 4.27% | 3.60% | -3.08% | 0.86% | -5.40% | 0.54% | 13.29% |





10月はほぼ全滅かと思いきや、中小型株(Russell 2000)のみプラスリターンで終える結果となりました。
年初来のパフォーマンスを見ると、まだまだ半導体(SOX)が断トツで高いリターンとなっております。
一方で、他4つの指数は+10~+13%程度でほぼ同水準となっております。
また、注目銘柄の月間リターンを確認します。
| ティッカー | 月間リターン | ティッカー | 月間リターン |
|---|---|---|---|
| FANG+銘柄 | 主要ETF | ||
| META | -15.19% | VOO | -0.86% |
| AAPL | 3.49% | QQQ | -6.66% |
| AMZN | -3.53% | SMH | -14.21% |
| NFLX | -10.78% | レバETF | |
| GOOGL | -18.67% | QLD | -13.65% |
| MSFT | 1.76% | TQQQ | -20.53% |
| NVDA | -10.39% | TECL | -25.64% |
| AVGO | -7.15% | SOXL | -47.89% |
| PLTR | -1.57% | FNGG | -16.35% |
| MU | -16.93% | MSTU | -32.19% |
| その他の注目銘柄 | |||
| TSLA | 12.68% | SOFI | 6.62% |
| AMD | -17.48% | CRWD | -5.41% |
| TSM | -10.97% | INTC | -45.30% |
| LLY | 22.51% | BTCUSD | -7.44% |



10月は、とにかくレバレッジ銘柄の下落によるダメージが大きかったです。
月初時点でポートフォリオの最大ウェイト(22.6%)を占めていたTECLは、月間-25.64%という大幅な下落となりました。
一方、ポートフォリオ全体の下落率は-11.21%にとどまっているため、銘柄の分散効果は発揮されたと考えています。
2026年10月の米国ハイテク企業の決算を見ると、今回の相場下落を象徴するような内容がいくつかありました。



特にGOOGL・AMZN・INTCは、決算発表後の株価反応が厳しく、好調な業績やAI関連の成長だけでは市場の高い期待に応えられなくなっていることがうかがえます。
GOOGLE決算のポイント
10月28日に発表された2026年第3四半期決算では、売上高が前年同期比+25%の1,276億ドルと大きく成長した一方、EPSは2.12ドルと市場予想を下回りました。
特に注目したいのは、Google Cloudの売上高が前年同期比+103%の307億ドルと急成長したことです。
一方、主力のGoogle検索広告の成長率は+12%にとどまり、前四半期の+17%から減速しました。
また、AI関連の設備投資が膨らみ、フリーキャッシュフローは約91億ドルの赤字となりました。
AI事業の成長は評価できるものの、巨額の設備投資に対する収益化への懸念や、検索広告事業の成長鈍化が嫌気され、決算発表翌日の株価は約13%の大幅下落となりました。
AMZN決算のポイント
10月29日に発表された2026年第3四半期決算では、売上高が前年同期比+12%の2,019億ドルとなりましたが、EPSは1.89ドルと市場予想を下回りました。
一方、AWSの売上高は前年同期比+39.3%の460億ドルと、約5年ぶりの高い成長率を記録しました。
クラウド事業は非常に好調だったものの、AI関連の設備投資が重く、過去12カ月のフリーキャッシュフローは424億ドルの赤字に転落。2026年の設備投資額も約2,200億ドルに達する見通しです。
さらに、第4四半期の売上高見通しも市場予想をやや下回り、巨額のAI投資に対する収益性への懸念などから、決算発表翌日の株価は約4%下落しました。
INTC決算のポイント
10月29日に発表された2026年第3四半期決算では、売上高が前年同期比+21%の165億ドル、調整後EPSは0.52ドルとなり、いずれも市場予想を上回りました。
データセンター・AI部門の売上高は前年同期比+78%と大きく成長しており、AI関連需要の強さが確認できる内容でした。
しかし、第4四半期の売上高見通しは150億~160億ドルと、市場予想を大きく下回りました。
PC市場の需要低迷やメモリ価格の高騰、イスラエル工場の操業への影響などが重なり、先行きへの懸念が強まった形です。
結果として、好調な第3四半期決算にもかかわらず、決算発表翌日の株価は約28%の大幅下落と厳しい反応になりました。
これら3社に共通しているのは、AI関連事業そのものの成長は続いているものの、投資家が求めるハードルもかなり高くなっているという点です。
| 銘柄 | 好材料 | 市場が嫌気したポイント |
|---|---|---|
| GOOGL | Google Cloud売上+103% | 検索広告の成長鈍化、巨額投資、赤字FCF |
| AMZN | AWS売上+39.3% | 巨額設備投資、赤字FCF、慎重な業績見通し |
| INTC | データセンター・AI部門 売上+78% | 第4四半期の業績見通し、PC市場の低迷 |
一方、FANG+構成銘柄のうち、MSFTとAAPLはプラスリターンで終えてくれました。



特に、10月28日に発表されたMSFTの決算は、今回の大型ハイテク株の決算の中でも、特に市場から好感された内容だったと思います。
MSFT決算のポイント
10月28日に発表された2027年度第1四半期決算では、売上高が前年同期比+19%の923億ドル、調整後EPSは4.89ドル(前年同期比+18%)となり、いずれも市場予想を上回りました。
特に好調だったのが、主力クラウド事業のAzureです。売上高は前年同期比+48%と非常に高い成長を記録し、次四半期の成長率見通しも+49~50%と、さらなる加速が期待されています。
また、フリーキャッシュフローは186億ドルと市場予想を大幅に上回り、商業向け受注残高も前年同期比+73%の6,770億ドルに達しました。
Azureの高成長と強力なキャッシュ創出能力によって、AI投資が着実に収益につながっていることを示した決算だったと思います。
AI関連投資への懸念から売られる銘柄もある中、MSFTは市場から好感され、決算発表後の時間外取引では株価が約3%上昇しました。
その他、少量ながら私が保有しているLLY・SOFIについても、好調な決算を発表して市場から好感されました。
LLY決算のポイント
10月29日に発表された2026年第3四半期決算では、売上高が前年同期比+39%の244億ドル、調整後EPSは7.48ドルとなり、いずれも市場予想を上回りました。
特に好調だったのが、肥満症・糖尿病治療薬です。
- Mounjaro(マンジャロ):売上高前年同期比+65%
- Zepbound(ゼップバウンド):売上高前年同期比+49%
さらに、2026年通期の売上高見通しを従来の850億~870億ドルから910億~920億ドルへ大幅に引き上げました。
肥満症治療薬市場の拡大を背景に、今後の成長期待も一段と高まった決算だったと思います。
実際、発表当日の株価は約6.6%上昇し、過去最高値を更新しました。
SOFI決算のポイント
10月27日に発表された2026年第3四半期決算では、売上高が前年同期比+44%の13.7億ドル、EPSが前年同期比+64%の0.18ドルとなり、いずれも市場予想を上回りました。
主な好材料は以下のとおりです。
- 会員数: 前年同期比+35%の1,710万人
- 金融商品数: 前年同期比+44%の2,670万件
好調な業績を受けて、2026年通期のガイダンス(見通し)が上方修正され、2027年の見通しも市場予想を上回る数字が示されました。
会員数・利用商品数の拡大に加えて、収益性も着実に改善していることが確認できる内容です。
市場もこの決算を好感し、発表後の株価は約13.4%上昇しました。
このように、LLYやSOFIは、売上高や利益の力強い成長、業績見通しの上方修正といった足元の好材料が素直に評価された印象です。
最後に、10月はビットコイン市場も厳しい展開となりました。
月間リターンはBTC(USD)が約-7%、-MSTRが約-15%、MSTUに至っては約-33%と大きく下がっています。



特に、10月末には暗号資産市場に大きな衝撃を与えるニュースがありました。
世界最大級の暗号資産取引所であるBinanceで大規模なハッキングが発生し、約63億ドル相当の暗号資産が不正に引き出されたと発表されました。
今回のハッキングは、取引所への信用不安や資金流出への警戒から投資家心理の悪化を招き、ビットコイン市場にも直接的な売り圧力をもたらしました。
米国の金融引き締め懸念によってもともと軟調だったビットコイン市場に、こうした悪材料が追い打ちをかけた格好です。
10月の動向をまとめると以下のとおりです。
| トピック | ポイント |
|---|---|
| 米国ハイテク株 | 8~9月の反発上昇をほぼ帳消しにする下落。特にTECLなどのレバレッジ銘柄へのダメージが大きかった。 |
| GOOGL・AMZN・INTC | 決算発表後に株価が大きく下落。AI関連投資の収益化や今後の業績見通しへの懸念が強まった。 |
| MSFT | メガテックの中では決算が好印象。Azureの高成長や強力なキャッシュ創出力が評価された。 |
| LLY・SOFI | 決算が好印象。売上高や利益の力強い成長、業績見通しの上方修正といった足元の好材料を素直に市場が評価した。 |
| ビットコイン関連 | 月末にかけて下げ幅を拡大。 金融環境に加え、Binanceのハッキング報道も投資家心理を悪化させる材料に。 |
今後の戦略
とりあえず中間選挙後のアノマリーに期待
2026年11月の米国株市場で、私が最も注目しているのは、米国中間選挙後の市場反応です。
11月3日には米国中間選挙が予定されており、共和党が上下両院の過半数を維持できるのか、それとも民主党が議会の主導権を握るのかが大きな焦点となります。
なお、過去の米国中間選挙では、選挙後に株式市場が上昇する傾向が見られます。
Charles Schwabの分析2によると、1974年以降の中間選挙後、S&P500は平均で以下のリターンを記録しています。
| 期間 | 平均リターン |
|---|---|
| 選挙後3カ月 | +5.7% |
| 選挙後6カ月 | +12.4% |
また、13回の中間選挙のうち、選挙後6カ月間はすべてプラスリターンだったとされています。
もちろん、過去の傾向が今回も再現される保証はありませんが、選挙結果が明らかになることで政治的な不透明感が後退し、投資家心理が改善する可能性は今回も十分にあると考えています。
市場は悲観ムードだが、保有銘柄は自信持ってキープする
中間選挙後の上昇アノマリーには期待しているものの、足元の市場は決して楽観できる状況ではありません。
Fear & Greed Indexを見ても、投資家心理は「Fear」から「Extreme Fear」の間を行き来しており、市場全体に悲観的なムードが広がっていることがうかがえます。
こうした局面では、好調な業績を発表した企業であっても、地合いの悪さに引っ張られて株価が下落するケースがあります。
そのような企業については、絶好の買い場になる可能性があります。
私のコアであるFANG+構成銘柄に目を向けると、NFLXが相変わらず不調で株価の低迷が続いています。
しかしながら、NFLXについては、企業業績そのものが悪化しているというよりも、業績に対する市場の期待値や今後の成長見通しが厳しく評価されている印象です。そのため、個人的には長期的な成長力に大きな心配はしていません。



その他の構成銘柄にも現時点で大きな懸念材料は見当たらないため、引き続きFANG+をポートフォリオのコアとして保有し続ける方針です。
また、11月の企業決算については、ポートフォリオに占めるウェイトが大きいPLTR(11月3日)とNVDA(11月18日)の2銘柄だけは、しっかりと追っておきたいと思います。
TECL・SOXLは買いのチャンスが近づいているが、もう少し待つ
現在、主要な3倍レバレッジETF(TQQQ、TECL、SOXL)の株価は、前回最高値から大幅に下がった位置にあります。
| ティッカー | 前回最高値からのドローダウン |
|---|---|
| TQQQ | -33.78% |
| TECL | -45.07% |
| SOXL | -74.38% |
このような状況から、私としては、TECLやSOXLの買い増しを検討できる局面が近づいていると感じています。



私の投資方針としては、「週足RSIが30前後」になったタイミングを3倍レバETFの絶好の買い場と考えています。
過去のチャートを振り返ると、週足RSIが30前後(以降に示すチャートの水色エリアの下限付近)まで低下したタイミングで株価が反発し、その後、大きく上昇しているケースが多いからです。
では、現在のTECLとSOXLにおける週足チャートを見ていきましょう。
現在、週足RSIは45付近にあります。


現在、週足RSIは40付近にあります。


以上のことから、現在TECLやSOXLは大幅下落しているものの、週足RSIの観点ではまだ買い増しのタイミングにはきていないと考えています。



もし、週足RSIが30前後まで下がってきたら、その他状況も見ながら久々の買い増しを行いたいと思います。
11月は「上がればラッキー、下がれば勝負開始」
以上の方針から、11月は中間選挙後のアノマリー通りに株価が上昇するようであれば、現在のポートフォリオを引き続き維持します。
一方、さらなる下落が続くようであれば、レバレッジ銘柄の値動きを注視しながら、勝負どころとなる買いのタイミングを探っていきたいと思います。
どちらかといえば、最終的に大きなリターンを狙えるチャンスがあるのは、後者の暴落局面かもしれません。



私としては、
上がれば、何もせずに資産が増えてラッキー!
下がれば、勝負できる買い場が訪れてラッキー!
というように、どちらに転んでも前向きに捉えられるメンタルでいることが、投資を続けるうえで最強なのではないかと思っています。
- 中間選挙後の上昇アノマリーに期待
- 市場は悲観ムードだが、保有銘柄は自信持って保有できるものばかりと考える
- 企業決算は、特にPLTR(11月3日)とNVDA(11月18日)の2銘柄だけは、しっかりと追っておきたい
- TECL・SOXLは、週足RSIが30前後まで低下したら買いを考える
※本記事は筆者の投資戦略や考え方を紹介するものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。









